趣味のウィキペデイアウォッチングでミサイルに関する知見を深めていたところ、日本にはASM-3なる最新の超音速対艦ミサイルがあるという。興味がわいて画像検索したところ、その迫力ある巨体と、まるで戦闘機のような複雑なシルエットに一瞬で心を奪われてしまいました。しかもなんとハセガワからF-2戦闘機とセットでプラモ化されているということを知り、これはなんとしても作らねばなるまいということで張り切って製作。
ASM-3は完全新規金型部品。
1/48で普通のシャーペンぐらいあります。AIM-9がつまようじぐらいのサイズなのを考えると、同じスケールとは思えないぐらいでかい。そしてパイロットと比べるとそのでかさが際立ちますね。超音速のための加速と飛距離を考えると燃料は相当詰まってるだろうし、そもそも巨大な艦船を攻撃するためのものだから炸薬もてんこ盛りなんでしょうな。
機体の方はそこまで古くないキット(といっても15年以上たつけど)なので、安定の組みやすさ。モールドもくっきりで、すり合わせ中に削れる心配も少ないです。
塗料はクレオスの洋上迷彩色そのまま。さすが専用色だけあって全く違和感はないっす。
ASM-3は2017年の試験中の写真を参考に、左右で違うカラーリングにしました。このビビッドな色使いと、左右非対称の感じが最高に試験機って感じでめっちゃかっこいい。
放電索はツイッターで見たテクニックを参考に、ハブラシの毛で置き換え。
こいつは塗装までは完璧で、めずらしく納得のいく仕上がりだったんですが、惜しむらくは最後の最後でデカールが派手にシルバリングしてしまい…しかもそれをリカバリーしようとして派手にいじくりまわした結果、盛大な破れが発生し、結局同じキットをもう1個投入する羽目に…
気を取り直してもう一度貼りなおしましたが、2度目も多少シルバリングしてしまったのが悔やまれます。デカールに一番重要なのは平滑な塗装面だということを身をもって体感したのでした。
ということでハセガワ 1/48 F-2A “飛行開発実験団” w/ASM-3でした。大きい画像は以下からどうぞ。