TADASの森

プラモ製作の記録

MG ストライクガンダム Ver.RM+I.W.S.P.

MG ストライク Ver.RM+I.W.S.P.装備 をオリジナルカラーで製作しました。

IWSP装備のストライクはマジで好きな機体なので、現時点での集大成とすべく、徹底的に手を加えて製作しました。

Ver.RMは決定版ともいえるキットなので、本体のプロポーションはそのままでも文句なしに十分かっこいいです。ということで今回は全身のディテールアップ&塗分けに注力しました。

工作はスジ彫りがメインで、一部のディテールは3Dプリンタで出力したモールドを埋め込んだりしています。いろんな人の作例からいいとこどりしたので、ディテールの密度はなかなかバランス取れているんじゃないでしょうか。

カラーリングはIWSPがまさにプロトタイプって感じの装備なので、本体もあわせて試験機っぽいカラーにしました。白はNAZCAのニュートラルホワイト、オレンジは同じくマンダリンオレンジを使ってます。色の配置は事前に相当時間かけて写真でシミュレーションしたので、オリジナルの割にかなり完成度高くなったと思います。

肩の部隊章と機体番号は余ってたタミヤの1/48 F-16デカールです。

装備品もちまちま塗分けています。

IWSPのカラーリングも本体と同じく試験機つながりで、こちらはNASAF-14を参考にしました。

IWSPはいささか古いキットゆえ、一部のデザインが一体化していて塗分けが大変なので、置き換えられるところは3Dプリンタ造形に置き換えました。あとはだるいモールドを掘りなおしたり、翼のエッジを薄々にしたりするなど。

一番の難所はこのインレットダクト&ファンです。とてもじゃないですがそのままでは塗分けられないので、ダクトだけ切りぬいて、ファンは新造しました。

背部のスラスターも同じく分離できる構造にしました。こちらは形状がシンプルなので、丸ごと3Dプリンタ部品に置き換えています。

小ウイングは2パーツ構成で色分けが再現されているんですが、スナップフィットの構造のせいで翼の厚みが出てちょっと野暮ったいんですよね。なのでこれはあえて一体型に出力することで、エッジをシャープにしました。この程度の塗分けならマスキングでも簡単です。

ガトリングのカバーは抜きの性質上、穴の向きがいびつになっています。こちらも穴がちゃんと半径方向に抜けているものを3Dプリンタで新造しました。この程度の形状なら、キットを加工するよりも丸ごと作ってしまったほうが手間が少ないです。

IWSPを装備すると重みでかなり不安定になるので、専用スタンドもこしらえました。

以上、MG ストライクIWSPでした。大きい画像はFlickrにまとめています。

MG_Strike_IWSP (1)